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大HOME ジャズピアノ教室>最近の活動 Singaporeで
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海外の中の日本人社会-一芸に秀でていると生かせ易いCanadaトロントで、日系人(5世ぐらいまで)がまばらに住んでいる所でさえ、日系人同士のnet workがあります。日本人が、共通の関心事として日系会館を向いて暮らしています。日本で大都会であれば、人口が多く、互いに無関心、自分を生かせるのは難しいでしょう。しかし、過疎地であればどうでしょう。地域全体の結び付きも、個人同士の結びつきも強い。そして、競合する人が少ないため、一芸に秀でていると、小さな世界で発揮できます。そのため、海外に駐在した場合、それぞれが自分の得意分野を周囲に発揮できやすく、日本にいるより有利です。 Canada在住時、相手のカナダ人が、日本では、"Too much competitive."と、言いましたが、まさにそう思います。 Singaporeは、2年7ヶ月の滞在でした。 帰国後も日本で音楽活動をしたい方はAPAへ Singaporeでは、日本人の入れ替わりが激しく、たいてい2,3年の駐在で次々入れ替わります。2009当時、ブランデンブルグ協奏曲を演奏した仲間は、その3年後には、殆ど日本および世界の各地に散らばりました。しかし、FACE BOOKで繋がっています。
筆者とブランデンブルグ協奏曲筆者は学生時代('80年代前半)、二回生の終わりまで学内のオーケストラ部にいました。ジャックルーシエのPlay Bachにhintを受け、自分で面白おかしくBachのmedleyをjazzっぽく編曲し、仲間を集めて(yes manばかり指名し)学内のアンサンブルconcertで演奏したことがあります。編曲の知識もjazzの知識も皆無で自己流でした。そのmedley(接続曲)の中には、ブランデンブルグ協奏曲の第二番、第五番の一部、および、ジャックルーシエのad libの部分も入れました。理学部だった私は、それを最後に、二回生の終わりで退部しました。その翌年、同オーケストラ部でブランデンブルグ協奏曲第五番(一楽章を通して)が演奏されました。私の退部前に一緒に演奏したbasistが、"今年もやることになりまして"と言っていました。その曲には、3分近いチェンバロのカデンツアがあります。文学部の一回生が、華麗に演奏をするのを、客席の私は聴きました。 2009年、20数年も経って、私はSingaporeで演奏しました。そのカデンツアの役も与えられました。 主席バイオリン奏者も、"私も学生時代、この曲を弾いたことがある。カデンツアのような"華"は、四回生の特権となっていて、四回生のpianistが演奏した。普段の練習の時は、そこは省略していたが、本番の時、とても素敵に演奏した"、と言っていました。 そして、さらに、2018・5、兵庫高校の110周年記念concertで2台のpianoで、ブランデンブルグ協奏曲の第二番、第五番を弾きました。第二番にはカデンツアはありませんが、ジャックルーシエ風ad libを付けて、30数年ぶりに再度演奏することができました。 なぜか練習時間をたくさん要する、うまく弾けない。-1日休めば3日分遅れるところで、学生の頃に比べて、なぜ、そんなに練習しないと弾けないのでしょうか?ハノンやツェルニーのような基礎練習を毎日しないでconcert前だけconcertの曲だけを練習している。 concertが終われば安心しきって2ヶ月ぐらい全く弾かない時もある。そうすれば、もう指が動かなくなっている というのが理由でしょう。やはり、毎日少しずつの基礎練習が必要です。1日休めば3日分遅れる、と言いますから。 子どもの頃、ハノンやツェルニーの練習を退屈に思った人は多いでしょう。どちらかと言うと、ソナタなど、曲を弾くのは楽しく、ハノンだけを30分、その次ツェルニーだけを30分、そしてそれから曲の練習、という時、そのような基礎練習を苦痛に思ったものです。見かけの華やかさだけに憧れて、早く曲が弾きたいと思うものです。そのような練習が、何に役立つか、ということが、まだ、子どもにはわからないものです。しかし、ツエルニーでのテクニックがモーツアルトでも、バッハでも出てきます。弾いていて、難しい、と思う奏法を、ツエルニーでは、集中的に練習できるようにうまく作曲されています。 うまく弾けない…。もしかして指使いは正しいですか? ツェルニーおよびモシュコフスキー 15の練習曲があります。 モシュコフスキーの練習曲に関しては、「一筋縄ではいかない」というのが私の感想です。 また、曲自体も聴いていて「いい曲だな」とか「格好いいな」と思う曲ばかりですので、全然飽きなく、続けて練習できます! テクニックの練習・譜読みの練習・曲想を付ける練習・・この3つが一度にできるとても良い練習曲集です。 筆者とChopin英雄ポロネーズショパン:ポロネーズ集 私は、jazzもクラシックもどちらも弾きます。高ニで受験のためpianoをやめました。第四、第五過程ぐらいでした。その程度できれば充分、と思っていましたし、思います。よく誤解されるのですが、私はクラシックだけが好き、というわけではなく、単にそれまでがクラシックしか接する機会が無かっただけで、その後は、軽音楽にも興味を持つようになりました。中二の時のclassにChopinの英雄ポロネーズが弾けた人がいました。音楽の授業の前の休み時間、彼女が英雄ポロネーズを弾くと、classの皆が彼女を囲んで、"わーすごい!"と羨望のまなざしで聞き入りました。残念ながら、私も彼女には及ばない、と思いました。幻想即興曲も彼女が弾くのを聞いて、私もすぐその後から弾けるようにしたのです。しかし、私は、英雄ポロネーズは習う機会はありませんでした。音楽の時間のpiano伴奏も、コーラス大会のpiano伴奏も彼女がしました。 二番手の人の気持ち、わかりますか?中学時代にはよくあることだと思いますが、classmateとの密かな競争心や目立ちたい欲望はあるものです。もしかしたら、自分が二番手にいる、と思うのも当人だけの大きな思い込み、周囲は少しもそうは思っていないかもしれません。もしも、自分は自信がある、周囲のためになることができる、ところが周囲がそれを全然知らない、というのでしたら、堂々と立候補したらよいのです。学級委員にしてもそう。それが世の為。しかし、私も彼女には及ばない、と思いました。 そこから29年、Canadaに在住時、今からでもChopinの英雄ポロネーズに挑戦しよう、と思いました。ちょうどナポレオンの成功哲学の本を読んでいた頃でした。自転車で逃げていく泥棒を一生懸命走って追いかけていても、追いつけるはずはない。今からでも、家へ自転車を取りに帰って泥棒の何倍もの速度で自転車で追いかける、これ、たとえになるでしょうか。 ただ、手の小さい私は今でも苦労しています。 ![]() この絵をクリックして拡大して見よう。 全く共感、"absolutely!"、と思う人は、学力向上他3枚、丸暗記および自己啓発プログラム CD10枚組+ハンドブック1をおすすめします。 後述のKidsclassicについて SingaporeのToy Libraryでhttp://www.kididdles.com/ を演奏しました。そのきっかけが、息子です。ちょうど、前出の写真当時の息子が、Canadaのpreschoolで覚えた歌を歌うのを聞いたこと。 それは、その後調べて、"This Old Man"の替え歌だと分かりました。私が小三の時、小学校の週1の朝の歌の時間に歌った歌と同じmelodyでした。私は、当時以来、30数年も、2度とその歌を耳にすることはありませんでした。その歌が、その後調べて、"この指超特急"とわかりました。日本の歌だと思っていたのが、原曲は、American traditional songだったのです。自分の子どもの頃を懐かしく思う気持ち、歌う息子が愛おしい気持ち、その子どもらしさをいつまでも失わないでほしいが、まもなく幼児期を卒業なのだ、という寂しさなどが入り交じりました。 これがきっかけでAmericaの子どもの歌に興味を持つようになりました。Singaporeの支援学校で初めてこの曲を演奏すると子ども達は手拍子をしながら生き生きとして歌いました。それ以来、毎月、月に1度支援学校を訪れAmerican traditional songsを演奏し、とても喜ばれました。 http://www.worldfolksong.com/kids/song/thisoldman.htmこの指超特急 試聴 「この指超特急」 阪田寛夫 作詞/アメリカ民謡 1. この指 1番線 鹿児島行きの超特急。ピッポッポッポ 桜島 大きな大根 2.この指 2番線 高知行きの超特急。ピッポッポッポ 黒潮に 潮吹くくじら 3.この指 3番線 松江行きの超特急。ピッポッポッポ その昔 因幡のうさぎ 4.この指 4番線 大阪行きの超特急。ピッポッポッポ シュルシュルシュ 通天閣ごきげんさん 5. この指 5番線 京都行きの超特急。ピッポッポッポ 賀茂川は きれいな水どっせ 続き10番まであります |
おおすみ かおり
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